指・手首・ひじの病気一覧
整形外科・リハビリテーション科で扱われる指・手首・ひじの病気を紹介しております。
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- 指が動かない・ひっかかる・こわばる疾患はこちら
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指に痛みが出る疾患
ばね指
狭窄性腱鞘炎とも言われ、中高年の女性に多い病態です。
当初は手のこわばりで始まり、手指を動かした際の痛み、ひっかかりが生じ、進行すると屈曲伸展が痛みで不能となります。第2関節が伸びなくなることも症状の一部です。
ばね指の詳細はこちら
へバーデン結節
50代も過ぎてくると草取りや、ペットボトルのキャップを開ける際に指の第1関節が痛くなることがあります。
徐々に変形が進行して、横を向いてしまうこともあります。これは、関節の変形で軟骨が減って骨の変形が起こることにより生じるものです。安静にしていると症状は軽減しますが、時に水泡(ミューカスシスト)を伴うことがあります。
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母指CM関節症
親指は他の指と比較して、物をつまむ、握る、投げる等の動作時に使用頻度の多い指です。
その分変形になるリスクが高く、特に親指の付け根が痛くなります。痛みが付け根だけでなく、母指の第1関節になることもあります。
母指CM関節症の詳細はこちら
マレット指
指を突いたり、物を握ったりした際にプチっという音とともに指の第一関節(DIP)が伸びなくなる怪我です。骨折を伴っていることが多いので、必ず医師を受診しましょう。
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伸筋腱脱臼
握りこぶしを作るいわゆるナックルの部分の中央を腱が走っていて、この腱が何らかの外傷により小指側に落ちてしまった状態をいいます。
伸筋腱脱臼の詳細はこちら
手指骨折
指の骨折は、活動性の高い44歳以下に発症が多いですが、45歳以上でも一定の頻度で起こっています。自分では捻挫程度に考えているものも、実際にレントゲンを撮影すると骨折が確認されることがあります。
3か月程度で治りますが、合併症として変形や機能障害を残しますので初期治療が大切です。手指骨折の詳細はこちら
側副靭帯損傷
指を強く突いたり、ひねったりした際に第2関節(PIP)の腫れが出て、可動時痛が生じます。
放置しておいても中々改善しません。靭帯の断裂や骨折を伴ったものがありますし、テープでの固定でよくなりますので早めに医師にご相談ください。側副靭帯損傷の詳細はこちら
母指MP関節側副靭帯損傷
側副靭帯の役割は、関節の安定性を保つことです。特に左右への不安定性と掌側への不安定性のコントロールです。
この靭帯が断裂すると親指全体が手のひら側に落ちます。母指MP関節側副靭帯損傷の詳細はこちら
痛風性関節炎
かつて「美食家の贅沢病」といわれていた痛風は、経済の成長に伴い食生活が豊かになり、誰でもがかかる病気となりました。
エネルギーの過剰摂取や運動不足などにより食生活をはじめとする生活習慣の変化がもたらした生活習慣病の一つです。痛風性関節炎の詳細はこちら
グロムス腫瘍
化学受容体である傍神経節(glomus body)が発生起源で血管周囲、特に指尖部(爪下)に生じやすい腫瘍です。
爪に割れ目ができたり、爪を圧迫すると痛みあったり、触るだけで激痛を生じることがあります。グロムス腫瘍の詳細はこちら
内軟骨腫
軟骨は成長期には骨の端のほうにあって、盛んに新しい骨を作って骨を長く成長させる役目をもっています。
このような軟骨組織が異常に増えてしまうのが軟骨腫です。内軟骨腫の詳細はこちら
ガングリオン
ガングリオンは、関節や靭帯の一部の軟部組織が破綻して周囲の組織を伴って膨隆してきて嚢胞を形成します。 手の甲側にできることが多く、手首を内側に曲げると痛みが強くなると言います。ガングリオンの詳細はこちら
尺側手根伸筋腱炎、周囲炎
スポーツや繰り返し手首を動かす方に起こりやすい、尺側(小指側)手関節痛です。急激に発症するものでは全く手首が動かなくなることがあります。尺側手根伸筋腱炎、周囲炎の詳細はこちら
舟状骨骨折
若年者の手を着いた際に発症する手根骨の一つの骨折です。 放置すると偽関節(骨折が癒合しない)になり、手関節の変形を誘導し、手関節痛が遷延し、動きが制限されます。舟状骨骨折の詳細はこちら
指にしびれが出る疾患
手根管症候群
中年以上の女性に多い、母指、示指、中指を中心に手指の痺れが主体の症状です。
進行すると、母指の付け根の筋肉が萎縮して物がつかめなくなったり、ボタンを掛けられなくなります。手首の骨折や重労働者にも発発症することがあります。
手根管症候群の詳細はこちら
指が腫れる疾患
側副靭帯損傷
指を強く突いたり、ひねったりした際に第2関節(PIP)の腫れが出て、可動時痛が生じます。
放置しておいても中々改善しません。靭帯の断裂や骨折を伴ったものがありますし、テープでの固定でよくなりますので早めに医師にご相談ください。側副靭帯損傷の詳細はこちら
母指MP関節側副靭帯損傷
側副靭帯の役割は、関節の安定性を保つことです。特に左右への不安定性と掌側への不安定性のコントロールです。
この靭帯が断裂すると親指全体が手のひら側に落ちます。母指MP関節側副靭帯損傷の詳細はこちら
痛風性関節炎
かつて「美食家の贅沢病」といわれていた痛風は、経済の成長に伴い食生活が豊かになり、誰でもがかかる病気となりました。
エネルギーの過剰摂取や運動不足などにより食生活をはじめとする生活習慣の変化がもたらした生活習慣病の一つです。痛風性関節炎の詳細はこちら
手指骨折
指の骨折は、活動性の高い44歳以下に発症が多いですが、45歳以上でも一定の頻度で起こっています。自分では捻挫程度に考えているものも、実際にレントゲンを撮影すると骨折が確認されることがあります。
3か月程度で治りますが、合併症として変形や機能障害を残しますので初期治療が大切です。手指骨折の詳細はこちら
舟状骨骨折
若年者の手を着いた際に発症する手根骨の一つの骨折です。 放置すると偽関節(骨折が癒合しない)になり、手関節の変形を誘導し、手関節痛が遷延し、動きが制限されます。舟状骨骨折の詳細はこちら
指が動かなくなる・ひっかかる・こわばる疾患
ばね指
狭窄性腱鞘炎とも言われ、中高年の女性に多い病態です。
当初は手のこわばりで始まり、手指を動かした際の痛み、ひっかかりが生じ、進行すると屈曲伸展が痛みで不能となります。第2関節が伸びなくなることも症状の一部です。
ばね指の詳細はこちら
強剛母指
5歳以下のお子さんの母指が伸展できないことや、引っ掛かりがありご家族が気づき受診されます。生下時下時からあったもので、早期にいらっしゃると多くの方は装具だけで改善します。強剛母指の詳細はこちら
屈筋腱断裂
カッターを使う作業や、包丁で指を怪我する方が多いです。
指を曲げる屈筋腱は、示指から小指は2本、母指は1本あり、それらは表面から浅いために容易に断裂します。治療には3~6か月程度必要です。屈筋腱断裂の詳細はこちら
伸筋腱断裂
指を延ばす腱は、カッターや労務中のけがで生じることが多い40代以下と手首の変形や橈骨遠位端骨折に伴う伸筋腱断裂は60代以降に多くなる2脈性の疾患です。
伸筋腱断裂の詳細はこちら
デュピュイトラン拘縮
60歳代以降の男性に多い、掌の皮下に硬い硬結が出来、指が伸びにくくなる進行性の疾患です。疼痛はなく、手を机に着いたときに掌が浮いている状態です。デュピュイトラン拘縮の詳細はこちら
伸筋腱脱臼
握りこぶしを作るいわゆるナックルの部分の中央を腱が走っていて、この腱が何らかの外傷により小指側に落ちてしまった状態をいいます。
伸筋腱脱臼の詳細はこちら
尺側手根伸筋腱炎、周囲炎
スポーツや繰り返し手首を動かす方に起こりやすい、尺側(小指側)手関節痛です。急激に発症するものでは全く手首が動かなくなることがあります。尺側手根伸筋腱炎、周囲炎の詳細はこちら
ギヨン管症候群(尺骨神経管症候群)
指がふるえる疾患
書痙
字を書こうとする時、または字を書いている途中に、前腕の緊張が強くなり、手が振え、前腕の痛みが発生し、字を書くことが困難となる書字障害のことを書痙と言います。書痙の詳細はこちら
手首に痛みが出る疾患
ドケルバン腱鞘炎
大きな物を持ったり、絞ったり、手を着いた際に痛みが手首の親指側に痛みが出る病気です。
親指を伸展する2本の伸筋腱のうちの短母指伸筋腱の腱鞘炎です。母指CM関節症と痛みの部位は近いです。
ドケルバン腱鞘炎の詳細はこちら
キーンベック病(月状骨無腐性壊死)
原因不明の手根骨の一部である月状骨の血流障害で、骨がもろくなり進行すると崩壊してきます。手関節痛と可動域制限が生じます。
単純レントゲンだけではなかなかわからず、MRI検査が必要となります。
キーンベック病(月状骨無腐性壊死)の詳細はこちら
TFCC損傷
多くは転倒や、体操競技のような手を着くことを繰り返すことにより、小指側(尺側)手関節を形成する尺骨の不安定性と疼痛を生じる疾患です。交通事故や仕事中に起こることもあります。TFCC損傷の詳細はこちら
尺側手根伸筋腱炎・腱鞘炎
スポーツや繰り返し手首を動かす方に起こりやすい、尺側(小指側)手関節痛です。急激に発症するものでは全く手首が動かなくなることがあります。手首を回すとクリック音を生じることがあり、おつりをもらおうと手を伸ばした際に痛みがあります。尺側手根伸筋腱炎・腱鞘炎の詳細はこちら
橈骨遠位端骨折
中高年者が転倒をすると発症します。手関節部分が腫れ、痛みで指が動かなくなります。程度が軽いと腫れは少ないですが、痛みが中々引きません。橈骨遠位端骨折の詳細はこちら
舟状骨骨折
若年者の手を着いた際に発症する手根骨の一つの骨折です。放置すると偽関節(骨折が癒合しない)になり、手関節の変形を誘導し、手関節痛が遷延し、動きが制限されます。
舟状骨骨折の詳細はこちら
手根靭帯損傷
手指と手関節の間には、8つの手根骨があります(舟状骨は8つの骨の一部です)。
手をついたり、強打たりした際に骨間の靭帯損傷が生じることがあります。単純画像だけでは判明しないことも多く、CT、MRIの検査を必要とすることが多いです。
症状は、一時局所は腫れますが、長期間変わらないことが多いです。
変形性手関節症
手関節が痛い、手首の動きが悪い、テレビを見ているときに後ろに手を着けない、そんな方の中に手関節の変形がある人がいます。
原因は、骨折の既往のある人、手を着いて腫れたが骨折はなかった人などですが、また何の原因もなく発症する人もいます。
変形性遠位橈尺関節症
ドアノブをあけようとすると手首が痛む、手を着くと小指側の手首が痛い、手首の小指側のでっぱりが大きくなってきた、等の症状が出てきます。
腕の骨は2本で出来ており、その2本がクロスすることで手首は裏表が出来ます。それが、手首で変形が生じて、痛みが出ます。
有鉤骨鉤骨折
有鉤骨鉤骨折は、手首と掌の境い目にある突起した骨を、強い衝撃などが原因で骨折するものです。
ものを握ったり、手をついた際に痛みが出てきます。有鉤骨鉤骨折の詳細はこちら
尺骨突き上げ症候群
尺骨突き上げ症候群は手首の骨と前腕の骨がぶつかりあい、軟骨を痛めたり、関節が炎症をおこして起こるものです。
ドアノブを回したり、ぞうきんを絞るなどの日常動作で痛みが生じます。外傷と必ずしも関係していませんので、痛みがある場合にはケガをしていなくても受診してみましょう。尺骨突き上げ症候群の詳細はこちら
ガングリオン
ガングリオンは、関節や靭帯の一部の軟部組織が破綻して周囲の組織を伴って膨隆してきて嚢胞を形成します。 手の甲側にできることが多く、手首を内側に曲げると痛みが強くなると言います。ガングリオンの詳細はこちら
手首が腫れる疾患
橈骨遠位端骨折
中高年者が転倒をすると発症します。手関節部分が腫れ、痛みで指が動かなくなります。程度が軽いと腫れは少ないですが、痛みが中々引きません。橈骨遠位端骨折の詳細はこちら
手根靭帯損傷
手指と手関節の間には、8つの手根骨があります(舟状骨は8つの骨の一部です)。
手をついたり、強打たりした際に骨間の靭帯損傷が生じることがあります。単純画像だけでは判明しないことも多く、CT、MRIの検査を必要とすることが多いです。
症状は、一時局所は腫れますが、長期間変わらないことが多いです。
変形性遠位橈尺関節症
ドアノブをあけようとすると手首が痛む、手を着くと小指側の手首が痛い、手首の小指側のでっぱりが大きくなってきた、等の症状が出てきます。
腕の骨は2本で出来ており、その2本がクロスすることで手首は裏表が出来ます。それが、手首で変形が生じて、痛みが出ます。
ガングリオン
ガングリオンは、関節や靭帯の一部の軟部組織が破綻して周囲の組織を伴って膨隆してきて嚢胞を形成します。 手の甲側にできることが多く、手首を内側に曲げると痛みが強くなると言います。ガングリオンの詳細はこちら
軟部腫瘍
ひじに痛みが出る疾患
野球肘
野球やドッジボールなど投球動作時の投球サイド肘の痛みで気づくことが多い10代の疾患です。男女ともに発症し、肘の動きが悪くなることも多いです。
野球肘の詳細はこちらをご覧ください
肘内障
お子さんの手を引っ張った際に肘や手首、肩に痛みを訴えて、上肢を動かせなくなる疾患です。小さなお子さんでは寝返りをうっただけでも発症します。肘内障の詳細はこちら
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
肘の外側がものを持ち上げた際に痛みが生じます。
ピアノやバイオリンの演奏時やスポーツ(テニスのバックハンドを打つ際に痛いので『テニス肘』と命名されている)時に痛みが出ることが多いです。上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の詳細はこちら
変形性肘関節症
肘の曲げ伸ばしで、肘関節に痛みが生じることがあり、動かす範囲が小さくなってしまいます。
小学生のころの野球少年でがんばった人、漁師さん、子供のころに肘の骨折をした人等、心当たりのある方もいらっしゃると思いますが、何の原因もなく発症することもあります。
上腕骨内側上顆炎
ひじにしびれが出る疾患
肘部管症候群
中高年の男性に多い病態です。小指、薬指がしびれてきます。
筋萎縮が手内の筋に生じるとお箸が持ちにくくなり、細かいものがつまめなくなります。原因は肘部分での尺骨神経障害です。肘関節の変形や筋肉隆々のスポーツマンに起こりやすいです。また、子供のころの骨折後の障害でも生じます。
肘部管症候群の詳細はこちら
ひじが腫れる疾患
肘頭滑液包炎
軟部腫瘍
ひじが動かなくなる・可動域が狭くなる疾患
橈骨神経麻痺
2か月に1人程度の発生頻度で、80%以上を女性が占めており、母指や手関節、手指伸筋の運動に制限が生じます。ひどいものは下垂手になってしまいます。橈骨神経麻痺の詳細はこちら
肘の側副靭帯損傷
肘の内側にある靭帯が傷ついたり、断裂するスポーツや転倒の際に受傷することが多い疾患です。野球のように投球動作を繰り返すことにより変性断裂になることもあり、野球選手のように手術を必要なこともあります。肘の側副靭帯損傷の詳細はこちら
変形性肘関節症
肘の曲げ伸ばしで、肘関節に痛みが生じることがあり、動かす範囲が小さくなってしまいます。
小学生のころの野球少年でがんばった人、漁師さん、子供のころに肘の骨折をした人等、心当たりのある方もいらっしゃると思いますが、何の原因もなく発症することもあります。
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